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多くの人が知らない、肩こり・首痛・五十肩の事実

多くの人が知らない、整体師も知らない
「肩こりの原因は僧帽筋にあらず」という、あまり知られていない事実
多くの人が経験している、整体師も経験している
「肩こりはマッサージしてもすぐに戻ってしまう」という事実

肩こりは僧帽筋にあらず

肩こりで肩をマッサージしても、すぐに戻ってしまった経験はありませんか?
気持ちがいいのは揉んでいるときだけで、お店を出たとたんに元に戻ってしまう・・・

「一生懸命に揉んでもらったのに、肩こりはどうしてすぐにくり返すんだろう・・・」
そのように感じている人は非常に多いと思います。

肩こりが根本から解消されない理由は、大きく分けて2つあり、
根強いマッサージ文化が影響しています。

1つめの理由は、
「肩がこるから肩を揉む」
そのように考えている人が多いからです。

施術する側も受ける側もお互いにそのように考えているのです。
お互いが同じ考えですから、そこに矛盾は生じませんし、当然のように行われます。
しかし残念ながらそれでは肩こりは解消されません。

肩こりは他に原因があり、肩が代表してコリを感じているだけなのです。

人間の身体には、痛みやコリを感じやすい部位と感じにくい部位があります。
首から肩にかけての部位は痛みやコリを感じやすい部位で、
他にある隠れた原因になっている部位は感じにくい部位なのです。

ですから、他にある
本当の原因を見落として肩だけを揉んでも、根本から解消することはない
のです。

マッサージ機

2つめの理由は、
「硬いから強く揉む」
そのように考えている人が多いからです。

例えば、陶芸の硬い粘土を柔らかくするためには、
力を入れて時間をかけて一生懸命に揉むと柔らかくなります。
それは、外力によって結合している組織が壊れるからです。
粘土は生き物ではないので、強い力に反発することはありません。

人間の体はどうでしょう。
硬いからといって、力まかせに強く揉んだり、道具を使ったりするとどうなるでしょうか?
体は生きていますから、外力に対して体の反射が起こります。

強い刺激は体への攻撃と捉え、筋肉を固めてしまうのです。
これは防衛反射と言って、体を守るための反射です。

本人は「気持ちいい」と感じていても、
体には「筋肉を固める」反射が起こっているのです。

※反射とは意識とは関係なく、瞬時に起こる身体の反応

ですから、強く揉んでも筋肉はほぐれないし、
逆に筋繊維の損傷を引き起こす危険性があるのです。

強く揉んでほぐれたように感じるのは、
「強い刺激によって神経がマヒし、一時的にコリを感じにくくなるから」です。

以上の2つの理由から、
「肩だけを強く揉んでも、肩こりが根本から解消されることはない」のです。

マッサージチェア

肩を強く揉んで肩こりが解消されるなら、
毎日マッサージチェアで強く揉みほぐせば、肩こりは解消されるはずですよね。

マッサージチェアがどんなに進化しても、肩こりがなおったという話は聞いたことがありません。
でも、いつの間にかマッサージチェアが物置になっていたという話は良く聞きます。

もちろん、薬を飲んでも湿布を貼ってもその場しのぎなのは体験済みですよね。

そして、
「強く揉むと筋細胞が傷つき、毛細血管が壊れる」
ということも覚えておいてください。

強く揉むと、逆にコリが悪化する危険性もあるのです。
強く揉むことが習慣になっていると、知らず知らずのうちに筋肉が硬くなり、
さらに強く揉むという「悪循環」に陥りますから、ご注意ください。

僧帽筋と三角筋

肩こりは肩(肩上部)以外、
腋窩部・胸部・三角筋
に根本の原因があります。

一般的なマッサージではあまりアプローチしない部位ですね。

体は部位ごとにバラバラではなく、全身がつながっています。
強い筋肉が緊張すれば、それに引っ張られて弱い筋肉も緊張します。
肩こりにもその現象が起こっているのです。

筋肉の強さは筋肉の大きさだけでは判断できません。
少し難しい話になりますが、筋肉の強さを表す「PCSA」という単位があります。

例えば、
肩こりを感じる肩上部の筋肉は「僧帽筋」と言って、肩上部から背中まで広がる面積の大きな筋肉ですが、
「PCSA」で表すと、26㎠です。
一方、肩関節上部にある「三角筋」は、面積の小さい筋肉ですが、
「PCSA」で表すと、82㎠もあります。

肩こりを感じている「僧帽筋」は、
「三角筋」とさらに「大胸筋」や腋窩部の筋肉など、
他の強い筋肉に引っ張られて緊張を起こしているのです。

このようにコリや痛みを感じている部位と、根本の原因になっている部位は異なっており、
力の小さい筋肉は力の強い筋肉に引っ張られているのです。

首痛は首自体に張りを感じますが、
首の筋肉はそれほど強くありません。
腋窩部・胸部・三角筋などの強い筋肉に引っ張られて首が緊張しているのです。

五十肩

痛む部位は様々ですが、
寝ているときの疼痛や
腕が上がらなくなったり、後ろに回せなくなったり可動制限が出ます。

放っておいても自然に回復する人がほとんどですが、
早くて半年、2年くらいかかる人もいます。

五十肩の原因ははっきりとはわかっていませんが、
・肩関節は靭帯の結合が緩く、肩関節を支える筋肉に負担がかかる
・手指は下げた状態で使うことが多く、腕の重さを支えるのに負担がかかる
・横向きに寝ると、下側の肩が圧迫されて血流が悪化する

といった負担の積み重ねによって、
肩関節周辺の筋肉が異常緊張を起こし発症するものと考えています。

腕を上げる動作で障害になる筋肉(伸びない筋肉)は、主に胸部と腋窩部の筋肉です。
後ろに回すときに障害になる筋肉は胸部です。

また、三角筋は肩のほぼすべての動きに使われるため、疲労が蓄積しやすい筋肉です。

このように五十肩で痛みが出る部位と、障害になっている部位には違いがあります。

五十肩の場合筋肉が異常緊張を起こしているため、
経験により、優しい刺激ではほとんど大きな変化を出すことができません。
ある程度の刺激を与えながら自動運動を行うことによって、最良の効果を引き出すことができます。

五十肩では
「痛くないけどなおるのに時間がかかるやり方、
痛いけど早く良くなるやり方、どちらが良いですか?」

と尋ねるようにしていますが、
ほとんどの方は後者を選ばれます。

以上のように、
「肩がこるから肩を揉む」
「硬いから強く揉む」
といった、一般的な治療では肩こりを根本から解消することは難しいのです。

肩こりの根本解消

当院で施術をお受けになったほとんどの方が、
肩こりの本当の原因と、「押さない、揉まない」施術の効果に驚かれます。

肩こりの根本解消は、偏頭痛の解消、アレルギー症状、花粉症の改善にもつながります。

「肩こり=マッサージ」と考えている方、
マッサージとの顕著な違いを、あなた自身の体でお確かめください。

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