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神経圧迫は、痛みを引き起こすのか?

神経圧迫

痛みや痺れで病院を受診すると、
原因は「神経圧迫」または「炎症」に大別されます。

多くの人はそれらの診断を信じます。
病院以外の治療家と呼ばれる人も、多くの場合はそれらの診断を基本に考えます。

果たして、神経圧迫は本当に痛みや痺れを引き起こすのでしょうか?

手の痺れ
〈胸郭出口症候群〉〈肘部管症候群〉〈手根管症候群〉
腰痛や下肢の痛み、痺れ
〈椎間板ヘルニア〉〈脊柱管狭窄症〉〈坐骨神経痛〉
股関節や膝関節の痛み
〈変形性股関節症〉〈変形性膝関節症〉〈半月板損傷〉
などなど。

これらの痛みや痺れは、
それぞれの部位で神経圧迫が起こることによって発症していると考えられています。

神経が圧迫される原因として、
・骨や軟骨が変形して神経を圧迫
・骨棘ができて神経を圧迫
・ヘルニアによる神経圧迫
・脊柱管の狭窄による神経圧迫
・筋肉が緊張を起こして神経を圧迫

などが挙げられますが、

そのどれもが仮定であって、実証はされていません。

そして当院では、それらの事柄は真実ではないと考えています。

つまり、
「神経圧迫は、痛みや痺れを引き起こさない」
と考えています。

坐骨神経痛

海外の研究では、
「椎間板ヘルニアと腰痛の関連性は3%以下」
「健常な人も3割程度にヘルニアが見られる」

という発表をしている医師もいます。

ヘルニアが原因の腰痛は、100人に3人以下ということです。

ヘルニアとは、椎間板に負荷がかかって突出するものですが、
負荷が減れば元に戻ることもあります。

つまり、「腰痛で検査を受けたらたまたまヘルニアが見つかった」
というだけのことなのです。

前侍ジャパンの小久保監督は、
現役時代に腰痛に悩まされ、8回のヘルニア手術をくり返しました。
しかしそれでは回復しきれずに現役を退きました。

前楽天イーグルス監督の星野仙一氏は、
ヘルニアの手術を行った直後に
「こんなに痛みが変わらないのなら、手術しなければよかった」
とこぼしたといいます。
3か月のリハビリ後に現場復帰しています。

前者は、手術をしても負担がかかる度にヘルニアが起きて手術をくり返しました。
必要だったのは手術ではなく、筋肉への適切なアプローチだったのではないでしょうか。

後者は、リハビリによって回復したのであって、
手術は必要なかったということです。

つまり両者とも、ヘリニアによる神経圧迫が痛みの原因とは考えにくいのです。

脊柱管の狭窄は先天的なものとされています。

生まれつき脊柱管が狭いということです。
それが原因であれば、生まれつき腰痛を持っていることになります。
あとから腰痛が起こったということは、何らか別の原因であるとの証拠です。

骨や軟骨は痛みを感じる神経がありませんから、
変形してもすり減っても、骨そのものが痛みを発することはありません。

骨の変形や軟骨のすり減り、骨棘という状態は、短期間では起こりません。
それまでに長期間の関節の負担をくり返すことで進行します。
関節の負担とは、動作による負担によって筋肉が疲労し緊張を起こし、関節を圧迫することによって起こります。

突如として痛みが起こるわけではなく、徐々に痛みが強くなるということは、
神経圧迫以外の原因が考えられるのです。

手足の痺れは、それぞれの部位で筋肉の緊張によって神経圧迫が起こり発症するとされています。

神経圧迫が原因とされている痛みで手術を行い、
一時的に良くなったがまた痛みをくり返したという話はよく耳にします。

ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術の場合は、
手術の前後日において安静にする時間があるために、
一時的に負担が減って痛みが改善する場合もあると考えています。

ヘルニア

私が整体師として駆け出しのころ、
「坐骨神経痛」を訴える70代の男性が来院されました。
目視すると、明らかに左右のお尻の筋肉の盛り上がりに差がありました。
お話を伺うと、
坐骨神経を圧迫している片側のお尻の筋肉(梨状筋)を手術で切除
したとのことでした。

「!!!」衝撃的でした。

「圧迫しているなら、圧迫を解消すればいい、筋肉を緩めればいいのでは?
臀筋は体にとって大切な筋肉です。それを切除するのはあり得ない?」

「悪いものは取り除く」という、典型的な西洋医学の考え方に改めて驚きました。

実際にその方は、圧迫を起こしているとされる筋肉を切除しているのに、痛みが改善していませんでした。
誤診によるやらなくていい手術だったということです。

この症例からは、坐骨神経痛は坐骨神経の圧迫ではないと推測できます。

手の痺れ

当院が、
「神経圧迫は、痛みや痺れを引き起こさない」
と考える理由。

・骨や軟骨が変形して神経を圧迫
・骨棘ができて神経を圧迫

A.骨や軟骨の損傷は短期間では直りません。
ですが、そのように診断された方も実際に短期間で痛みが改善します。

・ヘルニアによる神経圧迫
A.ヘルニアと腰痛の関係は3%以下
手術をしなくても実際に短期間で改善

・脊柱管の狭窄による神経圧迫
A.狭窄は先天的なもの
手術をしなくても実際に短期間で改善

・筋肉が緊張を起こして神経を圧迫
A.坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫されることで発症するとされています。
多くは臀部の梨状筋の部位で圧迫が起こるとされています。
ということは、人為的に坐骨神経を圧迫すれば、坐骨神経痛と同じ痛みを再現できるはずです。

ですが・・・
実際に健常者の坐骨神経を強く圧迫しても、圧迫部位には多少の圧迫痛が起こりますが、
下肢の痺れや痛みは一切起こりません。

以上の理由から、
「神経圧迫=痛み」ではないということが証明できると思います。

したがって、
神経圧迫とされる症状で手術を行うことは無意味なことで、
他に改善する方法があるということなのです。

当院ではそのような考え方を基にして、
独自の視点を持ち、独自のアプローチを行うことによって、
様々な痛みや不調において、根本からの回復に導いています。

※「歯の痛みは、神経に触れるからではないの?」という疑問においては、
「歯の神経は体の外からの刺激」によって痛みが起こります。
体の中で起こる刺激(圧迫)とは別だと考えています。

ケガ(外傷)も体の外からの刺激なので、触ると直接痛みを感じるのだと思います。

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