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腰痛〈椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・ぎっくり腰〉

椎間板ヘルニア

体幹(腸腰筋)の重要性
当院では多くの経験と試行錯誤を重ねた結果、体幹(インナーマッスル・腸腰筋)へのアプローチが非常に重要であることが分かってきました。
独自の体幹へのアプローチは、血流を根本から改善し、腸の働きを活性化することによって、すべての症状に大きな変化をもたらします。

腰痛<椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎分離症など> 技術に自負あり

一般的な医学知識
椎間板ヘルニアやすべり症は、椎間板の突出や骨のずれなどよる神経圧迫によって痛みが出るとされています。脊柱管狭窄症は神経の通り道が狭くなることで神経圧迫が起こるとされています。腰部だけではなく、股関節や臀部から下肢にかけての痛みやしびれを伴うことも多く、慢性化に注意が必要とされています。軽度の場合は投薬よる経過観察を行い、重度の場合はブロック注射やコルセットを使用したりしますが、最終的には手術を行うケースも多いようです。しかしいずれにしても、一時的に良くなるものの再発するケースも多く、根本回復は難しいとされています。

当院の考え
腰痛全般の最大の原因は、腰背部(脊柱起立筋)ではなく、体幹(腸腰筋)にあります。腸腰筋は、上半身(腰椎)と下半身(大腿骨)をつなぐ強い筋肉で、体幹を支える筋肉です。日常的に働く筋肉で、疲労の蓄積が大きく、ここが緊張することによって腰椎が引っ張られて腰痛が起こります。もちろん腰部の筋肉も影響していますが、腰部には腸腰筋ほど強い筋肉はありません。
ですから腰だけを見ても根本からの解消にはつながりません。また骨格の歪みは筋肉の緊張(バランスの崩れ)により引き起こされていますから、骨格だけを整えても痛みの解消につながらないケースも多いのです。

体の前屈での痛みは後面の緊張が強く、体を後ろに反らした時の痛みは体の前面の緊張が強く関係していますので、それらを見極めたうえで、体幹や腰部、臀部、下肢へのアプローチを行うことが重要です。
心因性といわれる腰痛においても、椎間板の異常がないだけで筋肉の緊張は起こっていますから、体幹へのアプローチによって改善することは十分可能です。

健康な人は一晩に20回前後の寝返りを打って筋肉の調整をしています。柔らかい素材や低反発の寝具は体を拘束して寝返りを妨げるため、筋肉が固まって腰痛の起こりやすい環境といえます。硬めのふとんと低い枕で寝返りをサポートしてあげることで、慢性的な腰痛になりづらい環境になります。

<椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症>
MRIの普及により、ヘルニアは健常者(腰痛がない人)にも3割程度に見られることがわかっています。腰痛のない100人に30人がヘルニアということです。実際にヘルニアがあっても、痛みを感じていない人も多いということです。海外では「ヘルニアと腰痛の関連性は3%以下である」と発表している研究者もいます。腰痛のある100人に3人以下ということです。手術の必要性の低さが分かります。

脊柱管狭窄症は先天性(生まれつきのもの)とされています。現在の痛みは狭窄が原因ではなく、他にあるということです。それらを考慮すると、検査を受けてヘルニアや狭窄が発見されただけであって、痛みの直接の原因ではないと判断できます。
したがってほとんどの場合、ヘルニアや狭窄症の手術は必要ないと考えています。

<腰椎分離症など>
関節痛と同様で、骨は痛みを感じませんから痛みは骨の損傷が直接の原因ではないと考えています。関連する筋肉の緊張を緩めてバランスを整えることによって痛みを回復に導ける例も多くあります。

<腰椎圧迫骨折>
当院では、腰椎の圧迫骨折と診断された方でも短期間で痛みが回復に導いた例があります。痛みの根本の原因が骨折ではないという証明でもあります。ご相談ください。

仙台市のいっしんどう整体院

ぎっくり腰

ぎっくり腰 技術に自負あり

一般的な医学知識
急性の重度な腰痛の通称で、正式には「急性腰痛症」とされています。筋肉・筋膜・靭帯等の損傷や腰椎の捻挫などで、要因としては筋肉、関節への急激な負荷、疲労の蓄積が考えられると言われています。重い物を持った時はもちろん、ちょっとした動作で起こることもあり、ひどい場合はそのまま動けなくなることもあるようです。安静にしていれば落ち着く場合が多く、湿布などによる治療が一般的です。しかし痛みが激しい場合は、ブロック注射も行われるそうです。

当院の考え
ぎっくり腰は突然起きる印象がありますが、それまでの負担が蓄積されたものですから、ほとんどの場合前兆があります。ですから注意をしていれば防ぐことができます。ともあれ一度起きてしまうと、動けないほどの激痛に襲われますから、起きた後の適切な対処と再発しない予防策が重要でしょう。

まず腰と鼠蹊部をカイロなどで温めてあげることで、激痛は軽減されます。間違ってもアイシングや湿布などで冷やさないことです。冷やすことで一時的に楽になったように感じることもありますが、筋肉が冷えて硬くなり血流が悪化しますから、一時しのぎにすぎません。

ぎっくり腰の最大の原因は、体幹(腸腰筋)にあります。
体を起こせない(腰を伸ばせない)状態になることが多く、この場合は腰は伸びていて体の前面が縮まっている状態です。腸腰筋の異常な緊張が腰を引っ張っている状態です。ですからぎっくり腰で横になるのもつらい状態の方でも、立位で腸腰筋へのアプローチを行うことによってかなり痛みが改善します。あとは臀部、ハムストリング(大腿部裏側)など、全体的な緊張を解消していきます。
一度の施術で大部分の痛みが解消し、短期間での回復に導くことができます。再発しない予防策をアドバイスさせていただきます。

ぎっくり腰は、アイシングや腰ばかりを揉んでも根本解決になりません。そのような治療をくり返し受けたり、根本的な改善がみられないときは、どのようなことでもご相談ください。

仙台市のいっしんどう整体院

脊柱側弯症

一般的な医学知識
背骨が左右に曲がる病気です。脚の長さが左右で異なることが原因で起こる「機能性側弯症」と、背骨自体に原因のある「構築性側弯症」の2つに大きく分類されます。構築性側弯症のなかで最も多いのは原因が不明である「特発性側弯症」で、全体の70~75%を占めます。その他、先天的なものや、加齢による「変性性側弯症」があります。特発性側弯症の場合、装具による治療や手術による矯正・固定術を行います。

当院の考え
多くの側弯症の原因は、体幹(腸腰筋)のバランスの崩れにあると考えています。脊柱(骨)は自ら曲がるわけではなく、筋肉の緊張に引っ張られることによって曲がります。腸腰筋は、上半身(腰椎)と下半身(大腿骨)をつなぐ強い筋肉で、体幹を支える筋肉です。日常的に働く筋肉で、疲労の蓄積が大きく、ここが緊張することによって腰椎が引っ張られます。左右の緊張のバランスが崩れることによって、緊張の強いほうへ曲がってしまいます。また全身の左右のバランスも関係しているでしょう。思春期の子供は体が出来上がっていないこともあり、脊柱に大きな影響が出るのです。

医療機関での治療は、原因が不明だからと無視し、結果にだけ対処しているのです。形だけ整えても、原因を解消しなければ根本からの解決になりません。装具や手術によって背骨を無理やり直しても、本当の回復とは言えません。

全身の緊張を解消し、体幹へのアプローチによって根本から側弯を直していきましょう。

仙台市のいっしんどう整体院

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