実践で得たものがすべて
整体業を始めて10年を過ぎましたが、
その間に整体学校や様々なセミナーに参加してきました。
そこで得たものは技術の基礎にはなりましたが、
本物の技術は身に付きませんでした。
今では100%の腰痛をなおす自身がありますが、
そこにたどり着くまでは容易ではありませんでした。
なぜなら、整体学校でも様々なセミナーでもそれを教えてくれなかったからです。
共通して言えることは、理論や理想論ばかりだということです。
実際に腰痛の患者さんを目の前でなおして見せたことはありませんでした。
「ドクターオブカイロプラクティック」という由緒正しい資格を持った方でさえ、
目の前の腰痛患者を全く改善できませんでした。
なぜそのような現状なのか?
それは、教える側が腰痛をなおせる理論と技術を持ち合わせていないからです。
それでは教わった方もなおせるはずがありません。
様々な手技療法において、腰痛の本当の原因を理解できていないということなのです。
私が腰痛を100%なおせるようになったのは、
もちろん教えによる基礎はありましたが、
何よりも「信じて通ってくださった患者さんのおかげ」なのです。
基礎を基に試行錯誤しながら実践を重ねていきました。
腰痛はどうしてなおらないのか?
骨盤矯正しても、
ヘルニアの手術をしても、
仙骨の調整をしても、
実際にはなおらない腰痛も多い。
腰以外のアプローチと言うが、何が足りないのか?
私なりの知識と、それを実践して得た結果を積み重ねました。
そして、たどり着いた答えが「腸腰筋へのアプローチ」なのです。
あるセミナーにおいて、
「腸腰筋は深層筋で痛みにはあまり関係ないので、アプローチしません」と教わりました。
整体学校やセミナーでは「腸腰筋へのアプローチ」はおそわりませんでしたし、
私のお客様においても「腸腰筋へのアプローチ」は、今までに受けたことが無いという人ばかりです。
しかし、今では様々な症状において「腸腰筋へのアプローチ」は必須です。
私の周りでは、
教わったことを実践して結果が出ないと、
それであきらめてしまう治療家がほとんどです。
そこから先を自分なりに模索しないのです。
これがダメなら別のものというように、
他人から教わることばかりを求めているのです。
私も教わったことだけ信じていれば、「腸腰筋へのアプローチ」はありませんでした。
教わったことは基礎にすぎません。
そこからどれだけ創意工夫、試行錯誤し、実践したことから得ることがすべてなのです。
仙台市のいっしんどう整体院