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大谷翔平は過去の栄光と決別すべき

打者・大谷翔平

二兎を追う者は一兎をも得ず

今シーズンのピッチングは回避し、打者に専念しているエンジェルスの大谷翔平。

先ほど22打席ぶりの安打(ホームラン)を放ったようですが、
それまでは日本球界も含めて、自己ワーストの連続無安打記録を作ってしまいました。

その理由はズバリ、「二兎を追う者は一兎をも得ず」にあります。

ケガの手術から2年間のリハビリを経ての投手復活は、見るも無残な結果に終わりました。
2年間のリハビリを行ってきたのにかかわらず、この結果です。

今シーズンは打者に専念したとはいえ、来シーズン以降は「二刀流」復活を目指しています。
気持ちの上では「投手に未練を残した」状態です。
そのような状態で、メジャーの厳しい環境に対応できるでしょうか。

彼は類い稀なる素質を持った選手であることは間違いありません。
だからこそ周りの声に影響されることなく、
過去の栄光を捨てて、今後打者一本に専念すべきなのです。

もちろん「二刀流」は、周りだけではなく、本人が一番希望して始めたことです。
才能があるからこその選択でした。

面白いエピソードがあります。
その昔一世を風靡した、PL学園のKKコンビ。
言わずと知れた、投手桑田真澄と打者清原和博です。

彼らは中学時代、別々の学校でエースで4番を任されるほど才能にあふれていました。
両方ともに誰にも負けないという自負があり、高校に進学してもエースで4番を目指していたそうです。

ところがいざ高校に入学してみると、自分よりもすごい選手がいたことに驚きました。
桑田氏
「こんなすごいバッター(清原)にはかなわない、投手に専念しよう」
清原氏
「こんなすごいピッチャー(桑田)にはかなわない、打者に専念しよう」

お互いにこのような運命的な出会いがあったからこそ、それぞれの分野で一流の数字を残せたのです。

投手・大谷翔平

大谷選手には残念ながらそのような出会いがなかったようで、
周りの声も後押しして「二刀流」を目指すことになったのでしょう。

彼がプロ生活を始めたときにどちらか一本に絞っていれば、
200勝投手、400本塁打以上の一流選手になれる可能性を秘めていたでしょう。

今からでも遅くはありません、来シーズン以降も打者に専念することで一流の成績を残すことは可能でしょう。
そうでなければ、両方ともに中途半端な結果に終わってしまうことは明白です。

もう一つ心配なのが、彼の調整方法です。
「アイシング大好き」という方向性を変えたときに、彼の体も大きく変わるでしょう。

冷却スプレー

※最近のプロ野球を見ていて気付いたことがあります。
デッドボールのときにトレーナーが「冷却スプレー」を使用しないのです。
以前なら必ず、シューっとやっていたあれです。
調べてみると、「冷却スプレーは皮膚の表面だけを冷やすのであまり効果がない」とのことでした。
ちなみに冷やすのは氷が一番とのことでした。

「冷やす=痛みをごまかす」
「冷やす=血流の悪化」
ということに気づくことができるのはいつになるでしょうか。

仙台市のいっしんどう整体院

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