握力低下の原因
昨日、楽天イーグルスの弓削投手が、
7回まで素晴らしい投球をしていましたが、
8回に急に崩れ、3四死球で満塁となったところで降板しました。
8回は、明らかにすっぽ抜けたり、押さえが効かない投球内容でした。
原因は疲労による握力の低下です。
握力とは指の力ではなく、腕の力です。
指には筋肉がなく、腱を介して(筋肉と骨とを結びつけている白い繊維性の丈夫な組織)前腕の筋肉につながっています。
前腕の筋肉を収縮することによって、指を曲げ伸ばししているのです。
ですから握力の低下は、前腕の筋肉の疲労によるものです。
筋肉は収縮することによって動作を行っています。
疲労すると筋肉は収縮しますから、動作するための収縮量が減少します。
例えば、
前腕筋の通常時の長さが100だとします。
最大に縮めたときの長さが50とします。
通常時
100-50=50
50の縮む力が発生します。
疲労して縮んだ筋肉の長さが70だとします。
70-50=20
20の縮む力しか発生しません。
これが握力の低下です。
しかし、この疲労した状態を「瞬時」に通常時に戻すことができます。
それが当院独自の『しんしん動作法』です。
先日、肩痛の野球少年が施術後に痛みが解消し、「肩が軽くなった!」という現象は正に疲労が解消し、
縮んでいた筋肉が通常の長さに戻ったということに他なりません。
野球の試合中にも『しんしん動作法』をほどこすことによって、
疲労が解消されて握力が戻り、
投球数が増えたところで急に崩れるということがなくなるでしょう。
これはマッサージやストレッチといった従来の手法では成し得ない、
『しんしん動作法』の特権なのです。
仙台市のいっしんどう整体院