癒しを排除した理由 「無痛整体」編①
当院の施術は、癒しを排除した独自療法を行っています。
当院の目指しているものは「癒し」ではありません。
「痛みの根治」を目指した結果として辿り着いた、独自療法にプライドを持っています。
もともと「マッサージ」「無痛整体」を行っていた当院が、
どうして「癒しを排除した施術」に変わったのか。
いまの施術にたどり着くまでには、紆余曲折、試行錯誤を重ねた経緯があります。
興味のある方は、お読みになってください。
13年前サラリーマンだった私は、将来を見据えて一念発起し、
整体の道へと踏み出しました。
通信教育で取得した整体(マッサージ)では痛みをなおせないと痛感した私は、
「なおせる整体」探しを始めましたが、
すでにネット社会であったことが幸いし、
偶然ですがすぐに「なおせる整体」を見つけることができました。
そこには「無痛整体」の文字が。
「聞いたことのない病名」
「マッサージとは真逆な手法」
「多数の体験談」
がズラッと並んでいました。
目から鱗が落ちました。
「マッサージ」と「カイロプラクティック」「鍼灸」
くらいしか知らなかった私にとって、「無痛整体」とは何???と興味をひかれました。
やる気にあふれていた私は、善は急げとばかりに連絡を取ることに。
「まてよ、東京の本部に聞いたら、良いことしか言わないよな。
ここは地方で独立されている先生に直接聞いた方が本当のことが分かるだろう」
一番近くで開業されている山形県の先生と、大阪で開業されている先生に連絡を取ってみました。
お話を伺うと、山形の先生は私と同じ境遇で、「マッサージ」出身でした。
やはりマッサージに限界を感じての転身でした。
大阪の先生も偶然にも私と同じ境遇で、「機械屋」出身でした。
そして2人とも「素晴らしい」の言葉。
早速、私はやる気満々で山形の先生のところへ乗り込みました。
妻と一緒に山形へ行き、2人とも施術を受けました。
私は特に体に不調はありませんでした。
妻は看護師という職業柄、首や肩にコリを抱えていました。
体を揺らしたり、軽くひっぱたり、ひねったり・・・
施術を受けた2人共通の感想は、
「???」でした(笑)。
特に何も感じない。
しかし、翌日になって妻が今までにないほどの「全身のだるさ」を感じ、
これが「無痛整体」の効果なのか?と驚きました。
山形の先生から色々なお話を伺い、
気持ちは「無痛整体」へ一直線。
半年間、150万円のスクール受講料は高いとは思いませんでした。
千葉県習志野市出身の私にとって、東京への通学は楽しみの一つになりました。
10人ほどの受講生で、少数精鋭という感じ。
和気あいあいと進められました。
土日に受講した後の飲み会も楽しみでした。
山形の先生から「筋がいい」とお墨付きをもらっていたこともあって、
スクール受講は順調に進みました。
実は、山形の先生から一連の流れを教わり、院ではスクール受講の前からフライングして「無痛整体」を始めていました。
スクールが無事に終了し卒業式を迎えた数日後、
「東日本大震災」が起こりました。
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仙台市のいっしんどう整体院