癒しを排除した理由 「無痛整体」編③
当院の施術は、癒しを排除した独自療法を行っています。
当院の目指しているものは「癒し」ではありません。
「痛みの根治」を目指した結果として辿り着いた、独自療法にプライドを持っています。
もともと「マッサージ」「無痛整体」を行っていた当院が、
どうして「癒しを排除した施術」に変わったのか。
いまの施術にたどり着くまでには、紆余曲折、試行錯誤を重ねた経緯があります。
興味のある方は、お読みになってください。
13年前サラリーマンだった私は、将来を見据えて一念発起し、
整体の道へと踏み出しました。
「無痛整体」に限界を感じ、様々なセミナーに参加しました。
あるとき仲間の誘いで、
アメリカ政府公認「ドクターオブカイロプラクティック」の肩書を持った人のセミナーに参加しました。
マッサージから始め、「無痛整体」でも筋肉の緊張を基本に教わったこともあり、
「カイロプラクティック(骨格矯正)」には否定的な考えを持っていました。
しかし「ドクターオブカイロプラクティック」という肩書に
「何か取り入れるものがあれば」と大いに期待しての参加でした。
しかし、骨格調整のやり方や理論ばかりを並べ立てる内容に
集中力を欠いていました。
ところがセミナーに参加していた仲間が「腰が痛いのでなおしてもらえませんか」と要望したのです。
「いいですよ」と早速施術が始まりました。
施術方法はもちろん、「カイロプラクティック」による骨格矯正。
10分,15分・・・
ドクターカイロはプライドを賭け、汗をかいて一生懸命に施術を行っていました。
「どうですか?」
「・・・あまり変わらないみたいです・・・」
「・・・」
「今日はこのくらいにしておきましょう」
「・・・」
翌日、仲間の先生が「無痛整体」により、一発でその腰痛をなおして見せました。
先生曰く「心因性の腰痛が半分で、話を聞いてあげただけでかなり良くなりました」とのことでした。
「無痛整体」の仲間には国家資格の「柔道整復師」いわゆる整骨院・接骨院を開業されている方がほとんどでした。
国家資格を有していてもなおせず、日々模索しているのです。
柔道整復師の横のつながりは強く、
お話を伺うと、「仲間もみんななおせていない」ということでした。
この経験を踏まえて言わせていただくと、
痛みをなおすのは「資格」ではない!!ということ。
逆に「国家資格」に頼り、保険診療(交通事故)で成り立つ経営をしている人ほど、
なおせる技術は身に付かないということになります。
「無痛整体」の仲間でも、さらに他の技術を模索していた人はたくさんいます。
私と同じように「無痛整体」の限界を感じていたのです。
私は「無痛整体」の技術力向上に積極的なアプローチをかけていました。
仙台から奈良まで、創始の先生を訪ねて技術練習をしたこともあります。
その経験から、
「創始の先生でもなおせない痛みが多く存在していた」
という事実を肌で感じていました。
ですから、「痛みの根治」を目指して「無痛整体」に別れを告げたのです。
しかし今はやめてしまった「無痛整体」ですが、
そこから教わったことは計り知れません。
何の知識もないまま、ただ「マッサージ」を行っていた私が、
様々な痛み(病気)を知り、それらを医学に頼らずになおせることを知りました。
オスグッド、紫斑病、痛風、リウマチ・・・
感謝いたします。
◆癒しを排除した理由 「アメージングセラピー」編① ▶こちら
仙台市のいっしんどう整体院