異端のすすめ
他とは違う、異端の技術
私の施術家歴は13年を超えたところで、決して長いとは言えません。
通信教育のマッサージ資格取得に始まり、
半年間、東京の学校に通って「無痛整体」を学びました。
提携院の実地試験を東日本地区において唯一、一発で合格しました。
物事を行う上で、その人に合うか合わないか、センスがあるかないかが問われます。
手前味噌ではありますが、私は整体においてセンスがある方だと自負しています。
その後5年間「無痛整体」を信じて練習に励み、実践を積んできましたが、
「痛みを根治する」ことにおいて「無痛整体」は、限界が高くないことを悟りました。
頸椎症、五十肩、ぎっくり腰など、重度の症状には対応できないのです。
そしてとあるセミナーに参加したとき、ある一つの手法を受けたとき、
常に重苦しさを感じていた私自身の首の症状が激変しました。
しかしセミナー主催者は、その手法を他に応用することなく、他の多くの手法の中の一つと考えているようでした。
同じセミナーに参加していた他の受講者は、その手法をスルー(見過ごす)していました。
後日、その手法は全身に応用できるのではないか?と強く考えるようになりました。
ここに私自身が他の人とは視点や感じ方が違う部分、異端な部分があると感じています。
「無痛整体」では多くの仲間が、基本に沿ったやり方をかたくなに守り、かたくなに信じるがために四苦八苦しています。
薄々と限界を感じていながらも、高額な学費をかけたものにしがみついているのです。
それをきっぱりと捨てた私は、彼らからすると異端児ということになります。
もちろん、ただ捨てただけでは異端児にはなり得ませんが。
整体とは、体の基礎知識に加え、センスや経験も問われます。
そして異端と言われるほどの、他とは違う考え方ややり方がものを言うのではないでしょうか。
今までに私は様々な整体療法を見てきましたが、一般的、正統的な手法で目覚ましい技術を見たことがありません。
これこそが、整体が世間一般に「正統的な技術」として認められていない最大の理由です。
だからこそ、一般的、正統的な手法を捨て去り、独自の考え方を追求しました。
異端とは簡単に言うと、「一般的な考え方と違う」「変わり者」という捉え方があります。
ですが他とは違うからこそ、他とは違う結果に導くことができるのではないでしょうか。
私はそのように信じ、異端である独自の考え方、独自の手法を追求し続けています。
タイトルの橋下徹氏はもちろん、
「体の不調がないのに健康診断を受け続け、数値を見ては一喜一憂する。そんな日本人の「健康不安」はおかしい」
「健康な人を「病気」にするのが医療の実態」
「健康診断は、信じてはいけない」
と語る、医師の養老孟司氏、近藤誠氏も医学界の異端児です。
仙台市のいっしんどう整体院