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「腸腰筋」のアプローチが体を変える

血流の画像

「腸腰筋」は体幹を支えている重要な筋肉で、
さまざまな痛みや不調に深く関係しているにもかかわらず、
多くの整体では有効なアプローチがされていないことをご存知でしょうか?

・血流の悪化が招くこと
・血流の悪化はなぜ起こる?
・血流の悪化を改善するためには?

・腸腰筋ってどこの筋肉?
・重要な部位なのに、アプローチされていない理由
・どんな症状に関係があるの?

痛みや不調の原因を根本までたどっていけば、
すべては血流の悪化に辿り着きます。

人間の体は血液が循環しなければ生きていけません。
血液の循環により酸素や栄養分、免疫細胞などが運ばれることによって生命活動が営まれているからです。

血流の悪化が招くこと

・体温の低下
・新陳代謝の低下
・免疫力の低下
・自然治癒力の低下

つまり、血流の悪化は生命活動の低下で、その危険信号として痛みや不調が起こっているのです。

血流の悪化はなぜ起こる?

それではなぜ、血流の悪化は起こるのでしょうか?
血液の循環は心臓の拍動だけででおこなわれていると考えている方が多いかもしれませんが、それだけではありません。

体の各部位の筋肉によるポンプ作用によって、全身の隅々まで血液の循環がおこなわれているのです。

ですから、
疲労や運動不足などにより筋肉が緊張、バランスが崩れることによってポンプ作用が低下し、血流が悪化するのです。

心臓が血液を送り出しても、各部位のポンプ作用が低下すれば全身の隅々まで血液が行き渡りません。

以上の理由から、
さまざまな痛みや不調は血流の悪化が根本の原因で、筋肉の緊張、バランスを整えることによって回復に導くことができるのです。

筋肉の緊張、バランスを整える→ 血流が改善→ 痛みや不調が回復
という図式が成り立ちます。

腸腰筋へのアプローチ

血流の悪化を改善するためには?

血流改善のための、筋肉の緊張、バランスを整えるためにはどうすれば良いのでしょうか?

ここで問題にしている筋肉の緊張とは、
長期的かつ異常に緊張した状態、筋肉が拘縮して戻らなくなった状態、つまり「筋肉の過緊張」です。

「筋肉の緊張」と「筋肉の過緊張」は似ているようで、実は全く違います。

血流を根本から改善するためには、「筋肉の過緊張」の解消、バランスの崩れを整えなければなりません。

独自療法『しんしん動作法』は、
自動運動(自分自身で動作する)によって筋肉の深層部まで効果を及ぼすことができる手法です。

体の表面からの刺激というのは筋肉の深層部には伝わりづらいのですが、
自動運動では深層部の筋肉も使うため、効果が及びやすいのです。

また、
『しんしん動作法』は、
自分自身で力を加減することができるため、体を傷める危険性が少ない手法です。

従来の整体での深層筋へのアプローチは、強いマッサージや激しい矯正といった行為ですが、
それらが危険なのは言うまでもありません。
筋繊維や軟骨の損傷を起こす危険性があるからです。

みなさん一度は揉み返しを経験したことがあるでしょう。
揉み返しは一般的には好転反応と表現していますが決して好転ではなく、
筋繊維や軟骨の損傷によって起こる、いわば悪転反応なのです。

筋繊維や軟骨が損傷を起こせば、さらに症状が悪化するのは明白でしょう。

血流改善の3大ポイント

・腋窩部
・腸腰筋
・ふくらはぎ

腸腰筋の画像

腸腰筋ってどこの筋肉?

腸腰筋とは、
骨盤の腸骨部から大腿骨につながる「腸骨筋」と、腰椎から大腿骨につながる「大腰筋」からなる大きな筋肉で、
小腸の裏側に位置する深層筋です。

上半身と下半身をつないでいる唯一の筋肉です。

腸腰筋はモモを上げる動作や姿勢を維持するために働いている筋肉で、
骨盤および腰椎と大腿骨をつないでいるため、
体幹を支えるのに大きな役割を果たす筋肉です。

黒人の大腰筋は日本人の3倍の大きさがあるとされ、スポーツに有利なのは言うまでもありません。

また、そこには太い動脈や静脈が通り、前面には小腸が位置しているために、腸腰筋が緊張を起こすすことで
下肢の血流や小腸の働きに悪影響を及ぼします。

重要な部位なのに、アプローチされていない理由

当院では数年前より腸腰筋の重要性に着目してきました。
しかし整体業界ではまだ腸腰筋の重要性に気づいておらず、
気づいていても有効なアプローチがされていないのが実情です。

医学界やリハビリでは腸腰筋の重要性は常に言われていますが、
これもまた有効なアプローチがされていないのが現状です。

その要因として、
「腸腰筋は小腸の裏側に位置する深層筋で、外からでは触れることが困難なため」

という推測が成り立ちます。
唯一触れることのできる部位は、骨盤の腸骨稜に沿った部位で、効果を及ぼすことのできるアプローチが限られます。

当院独自の『しんしん動作法』では、
試行錯誤を重ね、効果的な「腸腰筋へのアプローチ」をおこなっています。

ぎっくり腰の原因は腸腰筋

どんな症状に関係があるの?

腸腰筋は、体幹を支える重要な筋肉のため、
すべての痛み、すべての不調に深く関与しています。

体幹のバランスが崩れることによって、首・肩から腰・股関節・膝まで全身の痛みに影響を及ぼします。

事実として、
多くの腰痛の根本の原因は、腰ではなく腸腰筋の緊張にあります。

腰痛の多くは腰部の緊張よりも、腸腰筋の緊張によって腰椎が引っ張られることで起きます。
特に「ぎっくり腰」への影響は顕著で、腸腰筋にアプローチするかしないかで痛みの改善に大きく影響します。

腰痛の時にイスから立ち上がる動作ですぐに腰が伸ばせないのは、
「腰(体の後ろ)が伸びない」のではなく、「腸腰筋(体の前)が伸びない」からなのです。
ですから腸腰筋にアプローチすることによって、腰椎へのテンションが軽減し、腰痛を根本からの回復に導くことができます。

一見無関係に思える首痛や肩こりも、
腸腰筋のみのアプローチで改善に導けるケースも少なくありません。

また、血流や小腸の働きにも大きな影響を及ぼすため、さまざまな病気や不調にも深く関与しています。
小腸には免疫細胞の7割が存在していますから、小腸の活性化は免疫力の向上に大きな効果があります。

「腸腰筋へのアプローチ」は、アレルギー症状の根本からの回復に大きく寄与します。
・花粉症
・アレルギー性紫斑病 ・アトピー性皮膚炎
・その他アレルギー症状 ・うつ症状
・便通の改善

従来の整体ではまだまだ認識されていない、有効なアプローチがされていない「腸腰筋」ですが、
当院において多くの方々に「今までにないアプローチ」と高い評価をいただいています。

仙台市のいっしんどう整体院

腸腰筋へのアプローチで笑顔になろう

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