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骨は痛みを感じない

骨格

整体と一口に言ってもアプローチは実に様々で、
ありとあらゆる手法があります。

マッサージ、指圧、カイロプラクティック、骨格矯正、リンパケア、オステオパシー、足つぼ、気功・・・
数え上げたらきりがありません。

マッサージ師や指圧師、鍼灸師のように国家資格もあれば、
一組織、一団体から認可を受けただけの簡易的なものまで様々あります。

しかし、「体をなおす」ということに関していえば、
国家資格であろうが簡易的であろうが、それらは関係ありません。

体は「資格」でなおすわけではなく、
経験によるところが大きいからです。

また同じ手法であっても、使い手によって違いが出ます。

私が5年間真剣に取り組んだ「無痛整体」では、
教える人もなおせないし、なおすやり方を知らない、「癒し+α」であるという結論にたどり着きました。

「何事も5年では極められない」と言う人もいるでしょう。
しかし、感受性の豊かな人は、そのものが持っている本質を見抜くのに5年もかからないでしょう。

これは私の通った「無痛整体」の母体が倒産してしまったこと、
その他の「無痛整体」の団体もそれほど注目されていないことを見ても、はっきりとした結論が出ています。

「ドクター・オブ・カイロプラクティック」という、アメリカでは国家資格に当たる資格があります。
この資格を取得した講師のセミナーにおいて、
受講者の腰痛を全く改善できませんでした。
「今日はこの辺で・・・」とうやむやにしていましたが、
翌日私の仲間の先生が「無痛整体」により、その腰痛を一発で解消しました。

しかし、その「無痛整体」でもなおせない腰痛、症状がたくさんあります。
理想論ばかり並べたててもなおせないのです。

そして、多くを取り入れ過ぎて、すべてが中途半端になっている治療家もたくさんいます。

骨格

前置きが長くなってしまいましたが、
当院が経験と試行錯誤の末にたどり着いた答えを書きます。

痛みとは、
骨格の歪みが原因ではない
人はみな利き手利き足、癖などによって体の使い方が違います。
ですから歪みというものは自然と生まれます。
たとえ歪みを直しても、日常生活で戻ってしまいます。

腰痛の多くは「仙腸関節の歪みにある」という考え方の手技療法があります。
私の見分によれば、その手技療法でなおせる腰痛はごく一部にすぎません。

神経圧迫が起きている部位が重要
海外では、椎間板ヘルニアと腰痛の関連性は3%以下と発表している研究者もいます。
つまり、100人に3人以下ということです。
坐骨神経痛の例を挙げると、健常者の坐骨神経を意図的に強く圧迫しても下肢の痛みは起こりません。
これらから、椎間板や坐骨神経が神経の圧迫部位ではないと推測します。
本当の神経圧迫部位を見きわめることが重要なのです。

骨は痛みを感じない
骨折しても骨自体は痛みを感じません。
骨には痛覚神経が無いからです。
痛みを感じているのは、周りの組織です。

体を動かしているのは筋肉である
痛みとは、何らかの原因で通常行える動作ができなくなったときに感じます。
痛みとは、血流が悪化したときに感じます。
それらは全て筋肉の緊張によって起こっています。

病院においても様々な手技療法においても、
体幹を支えている「腸腰筋」を見逃している!!
というのが当院の答えなのです。

仙台市のいっしんどう整体院

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