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岩盤浴とサウナ

岩盤浴

岩盤浴とサウナ、どう違うのでしょうか?

中温で体の中からじっくりと温めるのが岩盤浴。

高温で体の表面を一気に温めるのがサウナ。

もちろん、人それぞれ好みがあるでしょう。

ですが、本来の目的である健康を考えた場合、
どちらを選ぶのが正解なのかということになります。

両方共に言えることは、やりすぎに注意ということ。
汗をかくことは良いことですが、
頻繁に行うことは体への負担にもなります。

お風呂に入ることでもカロリー消費につながり、
体力の消耗になります。

血管の拡張・収縮を通常ではない温度の中でくり返すことになるため、
ジョギングやトレーニングを行うのとはちょっと違います。

私の場合は岩盤浴をお勧めします。

岩盤浴は中温で中音でゆっくりと温めるため、
体の中から温まり、内臓の活性化と血流改善が期待できます。

サウナは高温で一気に温めるため、
体の表面しか温まらず、内臓の働きや血流改善に効果が薄いのです。

岩盤浴はじわっと皮膚に張り付いたような汗、
サウナは表面的な玉のような汗が出ます。

ただし、サウナはその場でスッキリとした解放感を味わえることも特長で、
それも捨てがたい魅力ではあるでしょう。

サウナと水風呂はセットのようなもので、
水風呂との温度差により血管の伸縮作用を促し、
血流を促進します。

水風呂に入らなければ、
体の表面はすぐに冷めてしまいます。

頭に入れておいてほしいのは、
「極端な温度差は体に負担になる」
ということです。

若くて健康な人は体力でカバーできますが、
中高齢の人や体力の落ちた人は特に注意が必要です。

その行為で体が活性化するのは、20代くらいまでの若くて新陳代謝が盛んな年齢です。

一気に温めて一気に冷やす、このような極端な行為は血管や心臓に負担をかけてしまいます。
30代以降の年々体力が落ちていく世代には命にかかわる非常に危険な行為なのです。

実際に長嶋茂雄さんや西城秀樹さんが自宅に完備するほどのサウナ好きで、
そのような行為をくり返した結果、脳梗塞を患ってしまったことは有名な話です。

「サウナで整う」は脳の錯覚!!

最近よく「サウナで整う」という言葉を耳にしますが、
これは極端な温度差が生み出す脳の錯覚だと考えています。

●アルコールで酔う
●タバコでストレスが解消される
●薬物による覚醒効果

これらと同じように、
脳の錯覚を引き起こしているものと考えます。

もちろん嗜好品(薬物はダメですが)と同じように、
人それぞれの好みで行うことは自由ですが、
中高年になったら控えることが好ましいと思います。

サウナ

共に注意していただきたいことがあります。
やり方を間違えると、効果が薄れるどころか、逆効果になる危険性があるのです。

・水分補給は十分に行うこと
できれば常温の水分補給です。
岩盤浴中に冷えた水分補給を行うことは、せっかく温めた内臓を一気に冷やしてしまうことになります。
それでは本末転倒です。

実際に岩盤浴施設では、ほとんどの人が据え付けの冷蔵庫を使用して冷たい飲み物を補給しています。

自動販売機で常温の飲み物を販売したところ売り上げが伸びた、という話があります。
健康を気にする人は、冷たいものは控えているのです。

それらを鑑みると、施設での現状は少し残念です。


世の中には一般常識であっても、間違っている事例がたくさんあります。
何が正しくて何が間違っているのか、固定観念にとらわれずに判断することが大切です。

仙台市のいっしんどう整体院

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