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目に見える「かたち」ではない

軟骨

痛みがあって病院で検査を受けると、「軟骨がすり減っている」とか「骨が変形している」「ヘルニアがある」など、画像に映る体の変化を指摘されます。
そして目に見える「かたち」を重視し、あたかもそれが本当の原因であるかのように言い切ります。

骨や軟骨に問題がない場合は、「原因不明」。

果たして本当の原因は目に見える「かたち」なのでしょうか?

答えは「ノー」です。

多くの場合、痛みはある日突然起こるのではなく、違和感に始まって少しづつ進行していきます。
病院を受診したときには、痛みが始まって時間が経過しているのです。

痛みが始まってから徐々に軟骨のすり減りや骨の変形、ヘルニアが進行しますから、
痛みの初期にはそれらは起こっていない状態なのに痛みが発症しているということになります。

また骨や軟骨には痛みを感じる神経がありませんから、それらが痛みを発しているわけではありません。

手術で骨を切断しても、骨自体は痛みを感じていません。

以前のブログ「多くの人が知らない、腰痛〈椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・ぎっくり腰〉の真実」でも書いたように、
ヘルニアが腰痛を引き起こしている確率は3%にも満たない(100人に3人以下)という研究結果から、痛みの本当の原因は「かたち」ではないと判断できます。

筋肉

医学では「骨や軟骨」を重視した教育がされますし、目に見える「かたち」を指摘したほうが説明しやすいのです。
また治療法としては、痛み止めや湿布、最終的には手術ですからそれ以上の追求は必要ないのです。

あとは本人の判断で、病院の治療を続けるか、他の治療を選ぶことになります。

違和感に始まり、徐々に痛みが強くなっていく本当の原因は、「筋肉の緊張による血流の悪化」ということに結論づけることができます。
そして多くの場合、軟骨のすり減りや骨の変形、ヘルニアが起きていても痛みの解消は可能だということです。

仙台市のいっしんどう整体院

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